hotupekaaru’s blog

昭和ヤマトをこよなく愛している女

どっぷりこS49

異なる存在        43

 

ほっぺかーるは自他共に認めるキレやすい女である。この前もバックの高齢男性の車に轢かれかけて、怒鳴りつけてきた。いやぁ男でなくて良かった。社会に出てから職場をいくつ変えたか覚えてないくらい、イヤなことがあったら文句をつけて

即逃げた。よく今まで生きてこられたものである。その職種は様々で、今思うと辞める私も私だが、雇う会社も人を見る目がないのか、割とすぐに採用してくれた。 なぜか子供と高齢者にうける人間らしいからなのだろう。 

  経験した仕事は人様の美に関することから、豚の生首を詰める、生鮮食品詰め、ひきつる笑顔で接客、こだわりの物作り、その内職、無線、介護福祉、コロナ最前線の医療衛生管理などなど思い出すとなんじゃこりゃと呆れてしまう。😓すぐ雇ってくれるということはブラックだということで、キツイ仕事ばかりだった。いい加減な管理者のせいで怪我をして労災になったこともある。扶養家族もいる生活の都合上出費が多く、副業をやっていた頃もあった。その中で自分に一番向いていたのは物作りだった。ちなみに一番長くいた会社は13年だ。   とある男性は高校を卒業してすぐから同じ会社に30年いるという。たいしたものである。辞めようと思ったこともあると言っていたが、そりゃ当然だろう。人間関係はキツイものであるからして大嫌いな奴が毎日そばにいるのは精神的に悪い。こいつ事故に会えばいいのにと、つぶやいたりするのは私だけじやないだろう。😅

皆ひとりひとり違う考えの人間が集まっているのに仲良くやれというのは無理だ。 ましてや私は、特殊な脳の人々と関わる仕事が多かったからそう考える。

 

私の幼馴染みに、知的障害をもつY子ちゃんという家が金持ちの女の子がいた。小さい頃はたいした問題も無く、一緒にママゴトをして遊んでいた。(コーヒーです、と出した泥水を本当に飲んだので驚いた)大きくなってから近所の家に「〇〇さんを出せ!」と乗り込んでくる子になって、迷惑がられていたらしい。その子の母親は首をつった。

利用料金の高額な福祉施設で仕事した時は色々考えさせられた。入居者は全員認知症で元看護師長、大先生、旦那の遺産をもらった人、事故で認知症になった財産家と、裕福なのに福祉の世話になるため散財している。このために、あなた方は働いて来たのですか?と思ってしまう。本人も、こんなはずじゃ無かったと思っていただろう。

完全に精神をやられた人達の中で仕事をしていたこともある。落ち着きなく歩き回り、付きまとい、奇声を上げ、ときには洗面所で放尿したり、私に暴力を振るってきたりした。男女混合でいたが、社会に出してはいけない人ばかりだ。世話をする看護師さん達は顔つきが、そういう人達よりになっていた。私服だと、きっとどっちが障碍者かわからない。こういうプロのお陰で一般人は平穏に暮らせるのだ。

 

正常と異常の違いは、大宇宙から見たら「たかが地球人が決めたこと」になるのかも知れない。動物などは、仲間でも弱い者は足手まといになるから殺してしまう種もいる。植物だって侵食して他者を枯らすのもある。自分と異なるから、劣っているから仕方ないのだろうか?    

ヤマトに登場する敵異星人は「自分達の幸せのために地球人など滅ぼしても良い」と考え、まるでバチが当たるように自分達が滅びていった。

 「一緒に地球で暮らさせてもらえないでしょうか?おたくらのルールに従いますから☺️」とは絶対言わない。 だが面倒臭がり屋のほっぺかーるは、侵略しようとした異星人にほんの少し同情する。移民、異国人、家族でも争いになることが分かっているから、力ずくで気に入らないヤツはなんとかした方が手っ取り早い!!乱暴だが短期集中で片付けるにはそれしか無いと… ヤマト3では、あの古代君ですら、恥ずかしながらとシャルバート星侵略を想像していた。しかしそれをやるのは低次元の生命体だ。きっと報いを受けることになる。ダメダメな考え方なのだ。

 

世界は何て難解で複雑なのだろう。すべて上手くいくなんて、あり得ないシステムだ。この世は地獄と書いた作家さんはよーくお分かりだと思う。結論は出てこないのだ。

爽やかな季節が来た。最近ぬか床作りにはまっているほっぺかーるだ。カブ漬けうまっ!!うまっ!!