hotupekaaru’s blog

昭和ヤマトをこよなく愛している女

どっぷりこS49

気分を変えてみた⭐     42

 

前回に恨み言を沢山書いたら、本当に滅入ってしまった。恨みつらみが溢れ出てイライラしてたら指の肉をレバーパテの缶で、そいでしまい半端なく出血してしまった。血は3日間止まらなかった。こうなったらついでに呪ってやろうと、憎いヤツらの名を血文字で何枚も書いてやった。血文字は乾くと茶色になって不気味だった。それを見てニヤニヤする貧血気味の私は化け物なっていた。ろくに眠れない日が続いた。👹  生きながら怨霊状態にヘンゲした私はほんの少しの正気を振り絞り、このままじゃイカンと思い気分転換の小旅行に行くことにした。🚄

 

久しぶりに新幹線を利用して職人技があふれる街へ買い物目的で出掛けることにした。リサイクルショップも多い所なので、お宝探しもできるし、色々と廻りたかったのでビジホに泊まることにした。クチコミ大評判の朝食ビュッフェを楽しみにしていた。

 

到着して一番に職人さんの業物(?)を買いに行った。ここは有名な超一流ブランド工場の商品が買える店だ。熟練のプロの作品は、どれもみな美しくてキラキラしていて若い時に仕事で使っていた高価な道具も並んでいたので、思わず懐かしさで笑顔になってしまった。手入れをキチンとすれば、何年も使える一品がズラリとならんでいる。私も、仕事で長い間ものづくりに携わっていたので、良い物を作ろうとした腕の良い職人さん達の気合が込められているのが見て取れた。当たり前だが品質の良い物は値段が高い!!なので日常生活で安心して使えるリーズナブルな物を選んだ。それでもとても素敵なデザインで、そのへんの店では絶対買えないクオリティだ。来て良かったなぁと思った。こういうジャパンクオリティが消滅しないことを祈りたい。

 

ランチは久方ぶりの回る寿司店。オーダーも会計もセルフ機械のみで応対しているのは、何処でも当たり前になっていて気楽でいい。ランチ後は3店リサイクルショップで買い物をした。残念ながら「これは掘り出し物!」というのには出会えなかった。そして大型スーパーで夕食を買い込み駅チカビジホへチェックイン。私にとっては非日常の雰囲気でテンションがあがった。キレイな客室、大きくて心地よいベッドなのだが、サービスの美味しいコーヒーのせいで一睡もできなかった。本格カフェインが苦手なの忘れてた。💦マヌケのせいでまた睡眠不足更新になったが、それだけではなく昔から私は宿泊先でグッスリ寝たことがない女なのだ。仕方なくテレビを見ながらこれからやりたいことを考える時間になって、忘れないようにメモを取った。生き怨霊は当分死にそうにないので、家事や町内会の新規の仕事なんかもやらなければならない。料理や園芸も頑張りたい。カラオケもオシャレもしたい。なんか新しいことに挑戦してみたい。と、やりたいことが次から次に浮かんで、やっぱ呪うのは後回しになりそうだ。しばらく窓から新幹線駅近くの夜景を眺めて、そう思った。🌛

 

朝食ビュッフェは割と品数が少なかった。誰にでも好まれる風味で、まあまあ美味しいが料理はレトルトがほとんどだろう。前に感動したコシヒカリご飯と揚げたて天ぷらが美味の温泉リゾートホテルと比べてはいけない。(そこは倒産した)だが味は参考にしたい。他のお客はサッと食べてサッと帰っていった。出張ビジネスマンは忙しそうだ。私はゆっくり食後のおいしいコーヒーを懲りずに味わった。   チェックアウト後リサイクルショップ4店目に行ったがトレカとフィギュアばっかりだった。中古の64とDSは高過ぎて手がでなかった。あとは大型ホームセンターでプチトマトとカモミールの苗、バラ売り色鉛筆を買った。カモミールで満足したので帰りの新幹線に乗った。良い旅になった。いつものお地蔵様にお礼をして家に戻った。

 

やっぱり帰ってきても寝れないので、これを書いている。しかし出掛ける前とは気分が違う。  

嵐の海は凪になった。お金はかかるが、たまの息抜きは大事だ。おかげでヤマトに戻れそうだし睡眠不足連続日数の記録が出そうだ。   あれ?なぜか元気だ。☺️

どっぷりこS49

ハラスメントざんまい呪いの時代☠️   

       41

 

昭和と令和では、かなり倫理感が変化しているが、相変わらずなのが男性の若い女性を見る目だ。 性衝動の本能を制御することなんか、ここ何十年で進化しないだろうが、それなのにLGBTQプラスなどと性の志向を差別化しない世の中が理想とされているのには絶対無理がある。 なぜなら人はウソを平気でつくから。そして世の中を自分達の都合良くしているのは、自覚せず反省しない男どもだから。  笑い話の一つにしてしまう性犯罪者の償いなど、どうやっても取り返しはつかないのに死刑に値する程の異常な事が、余りにも軽く見られている。 男性が男性を襲うケースもあるのに深刻に問題視せず、ほんのヒトカケラだと忘れ去り、性加害者を去勢もせず監視もしない社会に放り出して再犯させている。身内が被害に合っても、どうしたら良いかさっぱりわからん頭の、男性政治家ばかりなのだろう。 むしろ権力を手に入れると性的にハメをはずすのが男の本性なのは、とっくにバレている。人の道に外れても恥ずかしさなど微塵もないヤツが国を取り仕切ってきたのが地球だ。もしいるなら高次元の異星人は、よく地球人は滅びなかったものだと呆れているだろう。😩     日本に善悪の判断がしっかり出来る必殺仕事人のような女性の総理大臣が誕生するまで日本人女性は我慢するしかないのか?   私は女性より、犯罪者の数が極端に多い暴力的三次元男性の行いにホトホト幻滅している。だから地球上に平和なんか実現するわけがないのだ。アニメのような理想郷なんかこれから先も地球に出来るはずがないのだ。人間に繁殖期がまだ残っていたら少しはマシだったかも知れないが節操の無くなった人間は、少しは野鳥のメジロを見習えと思う。  そろそろ人格者の選別をAIにまかせてもいいのではないか?次から次に問題を起こし、自ら苦しんでいるのだから、AIはいっそのこと人類を滅ぼしてもいいかもと思うのでは? 神が男性に設定されていることはAIでも苦笑するだろうし、アダムからイブが後で作られたなども大笑いだろう。いかにも大昔の中二病男の考えそうな話だと。

 

気安く他人様の身体にふれる文化は日本に無い。医師や介護福祉士だって相手に了解をもらってから仕事としてふれているのに、いきなりとんでもないことをしでかす理性0%のヒトのオスは地獄落ち決定だ。自分の欲望のせいで望まない妊娠の結果、中絶された生命が無数にあることを男は理解しているのだろうか? ちなみに運良く私が死後に怨霊化したら、その原因の70%くらいは男への恨みのせいだ。 子供の時から「自分がされてイヤなことは他人にもしてはいけない」と基本中の基本を言われてきても、想像力欠如欲望優先で犯罪に走るヤツが毎日のように逮捕されている。 私も痴漢の被害に合ったり、パートナーから無理矢理性行為をされたりDVされたり家族までも被害に合ったりと、男というものの浅ましさをイヤというほど経験している。男性警察官も女性の被害者の気持ちが全く分かっていない。ちゃんと共感力のある紳士はどこにいるのだろう?そして自分の子供にまともな性教育が出来る父親はいるのか?   そんな人本当にいるのか?

 

ヤマトのアニメのパート1TVで度々セクハラシーンがあっても昭和ではサービスシーンとして捉えられている。ヤマトは大好きだが、女の私にはそれは今いただけない。アナライザーが雪さんにスカートめくりをする、お触りする、なぜか透けたネグリジェを彼女に着せて男性の前に平気で現れるなど人のオスの小汚い願望をアニメにまで肩代わりさせているのか?と思わせる。昭和のセクハラは女性の不快さなど考えない一過性のジョークとして受け流されてきた。男性社会に洗脳されていてそういうシーンの女性蔑視は迷惑行為だと訴えてもほとんど無駄だった。極端だが男性の欲望を満たしてこそ女性と思っていたフシがあるのではないか? なので雪さんの抗議を軽くあしらったパート1の沖田艦長は人として大したことがない。そういう世の中だったからヤマトパート1TVは、やはり完全に男性向けに作られたのだと分かる。そういうシーンは今観ると非常に腹立たしいが、「11PM」とか成人男性に好まれたテレビ番組が沢山放映されていた時代だからあんなシーンがまかり通っていたのだろう。たかがテレビ漫画映画のヤマトですら今では昭和の作品は子供に見せられ無い。古代君まで、ことわりもなしに雪さんの肩に手を置いているし、(「そんなことはしたくても我慢するのが人間だ。」とアナライザーに偉そう言っておいて💦)なんと真田さんもだ!勝手に触るのは完全にセクハラなのである。頼もしい男性キャラが残念なキャラになってしまっているヤマトパート1だ。  あの時代は女性は男性より下に見られていたから、それが許されていた。女性を心の無い物扱いした戦争中の従軍慰安婦が存在したのも、お金を払ってまでソープに行くのも、今だに日本人男性は恥と思わないのか?そんなのでも愛とか正義顔して言えるのか?平気で娘の父親になったりするのか?男性の正気を疑う。

   ワンパターン時代劇「水戸黄門」でも美人女優由美かおる様の入浴シーンが頻繁にあって、子供の私はなぜなの?と思っていた。女性にとって女性の入浴シーンは美しいシーンとしか映らない。私が今回描いた雪さんバスタイムは綺麗な絵が描きたかったから描いただけだ。低俗な考えなど微塵も無い。もちろん男性の入浴シーンなど見たくも描きたくもない。受け取り方の男女差はあるだろうが、合意無しに女性から男性に、いきなり抱きつくのもセクハラだから雪さんも古代君に許可無しに抱きついてはいけない。美人だから許されるというものでもない。  リアルに気安く触ってくるヤカラは男女問わず、昭和には多くいたが、あれはホント迷惑だった。私の同級生に、抱きついて同性の胸の大きさを触って確認する変態女もいた。そいつは、たぶん私の定期券代を盗んでいるので絶対幸せにならないで欲しい。きっと産まれながらのゲスも存在するのだ。

     あれは忘れもしない映画「宇宙戦艦ヤマト完結編」通常版2回目を鑑賞した時だったと思う。後にカットされたラストの古代君と雪さんが結ばれる美しいシーンの際、私の前の席にいた小学校中学年くらいの男の子がいやらしい笑いで振り返ってきたのを見てゾッとして軽蔑した。あの年ですら、すでにスケベ男なのだ!残念ながら、どんなに綺麗な表現でも男はエロ感抜きにラブシーンを見ることが無理なようだ。裸体絵画の芸術性など、男はどの口が言うのだと思う。たのむから「薬屋のひとりごと」にでてくる性欲を抑える薬なるものを、強制的に8歳くらいからの男の子に服用させて欲しい。私の父親もパートナーも早くから女性を金で買っていたのを当たり前のように白状したのだから汚らわしい。生まれ変わって、相手をした女性になるといい。      もっと話は反れるが、私が中学生の時に生理なのでプール授業を休ませてほしいと頼んだ時の憮然とした若い男性体育教師は、まだ平然と生きているのだろうか?お前はそれでも教師か?そして罰と称して私の頭にゲンコツを何度もかました国語教師は天国とやらにいけるのだろうか?

世の男性よ。乙女の儚い夢をブチ壊してくれてありがとう。人の男という種類には、絶対に生まれたくないものだと教えてくれてありがとう。お陰でおババになっても男が近寄ってくると腹が立つ。そして養育費も払わないクソ父親どもに天罰を願う!!  私が怨霊化したら、性犯罪者を祟る団体を、山程いるだろう同士を集めて立ち上げてやろうと思っている。ついでにパワハラをした連中も祟ってやろうと、桜の下で拳を握るほっぺかーるなのだ。しかし、もうすでに団体は、出来ているかもしれないが。  2度と性欲まみれの、出来もしない理想を掲げる男のいる世界に生まれ変わりたくない!そんなヤツの子供なんか産みたくない。               女を舐めるなよ☠️

どっぷりこS49

春はSLの思い出   🚂   40

 

私は昭和のヤマト作品の大ファンだが、関連して他の松本零士大先生原作のアニメも観ている。先生の代表作筆頭の「銀河鉄道999」はSLや猫が飛ぶメルヘンチックな作品だ。そして先生の作品では珍しい(?)超イケメン主人公「キャプテンハーロック」も敵方が女性という、アニメのヤマトではあり得ない設定だ。先生は女の恐ろしさを知っていたのだ!😁新ヤマトでも敵は女性だった。

 

999の外観は完全に蒸気機関車なので昭和生まれには、馴染み深い姿だ。幼少の頃に私はSLに乗って「東映まんがまつり」に行った記憶が、朧げながら残っている。    煙の香りが漂う煤けた駅のホームでは弁当売りのオジサンが首から弁当の入った木箱を下げて、「べんとう〜」と良く通るいい声で売り歩いていた。座席でオジサンに窓から声をかけて、木の皮の容器の巻き寿司弁当と吊り下げの針金がついたお茶を買ってもらい売店で伝統ある都昆布を買ってもらって結構長い発車までの待ち時間の間に美味しく頂いたものだ。汽車の走行中は揺れが凄いので、子供に飲食は困難だっただろう。ふたがカップになる独特な緑茶の容器は、空になってから風呂遊びやママゴトに利用していた。あれがもう無いのは残念だ。復刻したらいいなと思う。  昔の客車は車内の連結器から下の線路が丸見えだったので走行中はかなりスリルがあった。ワザと連結器上に立って揺れとスピード感を楽しんだ。今なら確実に事故になっている事が、(注射器の入った昆虫採集セットとか、タバコが子供のおつかいで買えたとか)昭和ではアタリマエのように日常に存在していた。 人の倫理はそれぞれに委ねられていた時代だ。   時は流れて平成、私が母親になって暮らした街は、廃車になったSLが小学校のグランドに置いてあった。珍しがって子供と乗って遊んでいたが、石炭の燃焼窯には、石炭の代わりに子供らのイタズラで小石が山になって積められていた。巨大な動輪は、よく蒸気なんかで動いていたなぁと思う大きさとゴツさだ。こうやって時代遅れの引退した遺物は朽ちてスクラップになっていくのだと思っていた。     

 が、そのSLが、わずか数年後再び走り始めた!! 😳 小学校から消えたボロい車体は、見違えるほど黒くツヤツヤと綺麗に修復され、モダンな客車を引っ張り、かつての仕事場に戻ってきたのだ。 そして私は夏は子供と魚がいっぱいいる川で泳ぎながら鉄橋を渡るSLを見ることになった。秋は川沿いのススキとセイタカアワダチソウの繁茂する道を一人で散歩していると、脇の線路にSLがやって来て手を振ってみた。何か物悲しい響きの汽笛がお返しに帰ってきた。SLが通り過ぎた後には少し残った煙と、その懐かしい香りがしばらくの間立ち込めている。こんな風景が今でも、まだまだ残されているのが少し不思議な感じで私はその場で、しばらく立ち尽くした。

その後、引っ越したのでSLは見ることが無くなった。でも今も大人気で春になると沢山のお客様をのせて走っている。撮り鉄も、アチラコチラに涌いている。いくら技術が発達しても楽しい物は残り続けて欲しい。遊び心を無くしたら令和の生活は辛すぎる。いっときでもイヤなことを忘れさせてくれる懐かしい宝物達は、いつまでも愛でて撫で回していたい。

 

西暦2200年の今頃、ヤマトはイスカンダルからコスモクリーナーDを貰って地球への復路についた頃に当たる。望みが叶った一行は、どんなに嬉しかっただろう。ちょっと桃太郎的だ。アニメには出てこなかったが、彼らも復活した春の桜🌸が咲き誇る景色を再び見ることが出来ただろう。    今年も何が起ころうと、美しい季節がやってくる。春は優雅なSLが走りだす。🌸🌸🌸🚂

 

 

どっぷりこS49

それでも恋は進行する     39

 

男性は一目惚れをする人が多いらしい。外見の第一印象で、すぐ好きになってしまうようだ。そりゃ男女共に見た目の良い人が好感を持たれやすいだろうが、それにプラスして少し優しくされると男は即恋に突っ走る!経験上、三次元の男は簡単過ぎて信用ならない所がある。🤔ん、二次元もそうか?

 

不安に押し潰されそうな状況の日々でも恋が生まれた。ヤマトパート1の2199年、地球はガミラスの遊星爆弾で荒廃してしまい残る希望は宇宙に旅立ったヤマトだけだった。ヤマトの中だって良い環境じゃない。ガミラスの執拗な妨害、食料不足、未知の航路への不安感、仲間の死や様々なストレスなど生きた心地がしなかったはずだ。そんな中、古代君と雪さんは強く惹かれ合っていった。ラジオドラマではヤマト発進前に、古代君は島君に「恋のライバル宣言」をされていたが、それどころじゃないと古代君は一笑に付した。元気いっぱいだが現実的で、あまりロマンチストじゃない彼は旅の困難さが予測出来ていて明日死ぬかもしれないのに恋愛なんかしている場合じゃないと思っていた。でも本心は違っていた!やっぱり古代君も島君も普通の男の子だから雪さんに一目惚れだった!!

決してイスカンダルのサーシャに似ていたからではなく、古代君は雪さんに特に何か不思議な感じるものがあったようだ。松本零士先生の未完の新ヤマトでも千年後に転生再会している二人は永遠の恋人同士だ💓まあ松本零士先生の描く妖艶な美女にクラッとこないなんて男じゃない!雪さんはミニスカナースで、美人で、色っぽくて(もちろんお声も💚)、母親のように怒る時にはしっかり怒る芯のしっかりした優しい女性だ。好きにならんほうがおかしい。(唯一の欠点は彼女の入れるコーヒーが激マズらしいことなのだが😅 それでも島君は…いや、だいたいあの時代に質の良いコーヒー豆は手に入らなかったはずだ!と憧れの雪さんを庇う私) そして、熱血漢でいつも一生懸命で、自分が良しとしたら命令違反も厭わない無鉄砲、だけど大切な家族を失い時には寂しげな表情の古代君に軍配があがる。(分かる!女心にグッとくるし、これはギャップ萌えとかいうやつ?)

三次元でお付き合いするなら慎重で家族思い、短髪で真面目な島君が良さそうだが、命がけの恋になるヤマトワールド

では安定なんかクソ喰らえ!!島君に勝ち目はなかった。彼ら二人は雪さんに対するセリフから、皮肉屋だとわかるが、会話が面白くなりそうなのは、口は悪いが古代君のほうで、一緒にいても楽しめそうだ。彼は結構お喋りで、独り言も言うし、冗談も言うヤンチャな神奈川ヤンキーだった。(余談だが島君は猫っ毛で将来ハゲる心配もありそうだと思っていた。😅 残念だがハゲは女性に嫌われると、元ヘアケアビジネス国家資格有りの私、アホな深読みをする)  何度も、もうダメか?!と思った局面を一緒に乗り越えてきた二人の恋心の揺れ動きなどアニメを観てもリアルに想像することは難しい。ただ、追い詰められた人間は本性が出るから、お互い失望せずに付き合ってこれたのは二人が、とてつもなく頑張り屋で尊敬し合っていたからだと思う。そこらの軽薄な恋愛とは格が違う。

「ヤマトⅢ」でも、微笑ましい恋が生まれた。相原君と晶子さんのことはブログ4でも書いたが、若い頃にあんな素敵な恋をしてみたいものだ。清楚な晶子さんと人のいい相原君は相性が良さそうだ。太陽の暴走で地球に危機が迫っていた時、相原君は晶子さんに一目惚れをした。任務のため一度は諦めた恋だったが縁があって再会、こりゃどう考えても運命の相手だ❤️   私も大昔は無口な清楚系で、好きでもない奴にだけモテたが、今は立派に腐敗して男嫌いのキレまくりメンヘラおばばに変身したので人様に引かれている。たちが悪く、おそらく死後は怨霊化するかもしれない。ま、こういうこともあるが、晶子さんには絶対無い。😁

 

宇宙戦艦ヤマト」は、どの作品も恋愛の話でもある。逆境にあっても恋は進行する。懸命に戦い素晴らしいドラマが展開し、中には悲恋も生まれた。悲しかろうが、嬉しかろうが恋は花咲き、桜前線のように進行してゆく。🌸🌸  悲恋については後日書いてみたい。

以前「さらば宇宙戦艦ヤマト」が公開されて大人気だった頃、とあるほぼ高校野球専門漫画家が、「自分のキャラなら地球を救うことより、好きな女の子を選ぶ」のようなことを書いていたのを覚えている。作品の世界がまったく違うのに奇妙なコメントだと思った。最近女性専門サイトで、その人の漫画のヒロインが「○○○ちゃんは同性に嫌われる!男に都合良すぎキャラ」と腹が立っている女性達に叩かれているのを見て、なる程と共感した。 私もその漫画の連載された少年誌を読んでいたが、ヒロインの身体の描き方が可愛らしい顔とアンバランスだなと思った。主人公も好きになれない性格だった。アニメ化され男性に人気の作品だが、こんな男の子を好きになるか?と女心をわかってないと思うストーリーだと記憶している。 完全に男性向けだからアタリマエだが。

 

  地球を見捨てる薄情な古代君に雪さんが惚れるだろうか? 想像もしたくなくて苦笑する。

 

 

 

 

 

どっぷりこS49

家族の絆が羨ましい     38         

 

ヤマトの物語は家族関係のエピソードが結構出てくる。 パート1TVでは、古代君、雪さん、島君、相原君のご両親が登場しているが、皆家族仲が良い家庭なのだと分かるし、戦時中でも、たっぷり愛情をかけられて育っているため、ご両親を大切に思う気持ち、子供の幸福を願う親の気持ちが、短い会話の中でもあふれている。そばにいてくれた家族との関係の良し悪しで、当の本人の考え方や性格に物凄く影響があるよなぁと思う。本人も、ご両親から受けた愛情を、同じように自分の子供達に向けて行くことだろう。

 

ほっぺかーるも母なので、子供の幸せを願う親の気持ちがよく分かる。母として10ヶ月も一心同体で過ごして、生命がけで出産して無事に我が子を抱くことが出来た喜びは、到底男性には想像出来まいと思う。昭和と異なり、令和ではイクメンと言う頼もしい男性が存在しているが、そういうパートナーに巡り会えた女性が羨ましい!!新生児の世話を積極的にした父親は人間的にひと味も二味も違う人になるだろう。 ヤマトの時代は、どうだったのだろうか?ちゃんと育休が取れていただろうか?

「ヤマトⅢ」で揚羽君のお父様が、登場しているが、自分の考えを子供に押し付ける残念な人だった。実は私も両親から、揚羽君と同じ目にあわされているので同情してしまう。子供に過度に期待する親は迷惑極まりない!お母様が、揚羽君の意志を尊重出来る立派な女性で良かった。      「新たなる旅立ち」では、母の役目よりイスカンダルの女王の役目を選んで亡くなったスターシャさんが、どれほど悩まれ、辛かったのだろうかと涙がでる。どうやらイスカンダル人は少し先の未来が予知できる超能力があるらしいので、やるべきことが分かっていての選択だったのかもしれない。実際、未来予知なんか出来たらむしろ絶望することが多いのではないだろうか?そんな能力いらないよなぁと思う。

敵方で珍しく親子設定だったのが、「完結編」のディンギル星人の3人だ。ルガール総統の二人の息子達には個としての名前が無い。ディンギルの非情な人間関係が現されていると思う。長男は父親の言いなりで、その権力に怯えている。次男も自分の幸せのためには何をやっても良いと教えこまれていた。母親も、きっと同じように教えていたのだろう。相手の立場を考えられない想像力欠如の人間達なのだが、今地球で戦争をしているどこかの国と同じだ。しかし次男の少年はヤマトで、他者を守る地球人に衝撃をうける。彼は自分自身で何が本当に大事なことなのか、人生で初めて考えてその純な魂で見極め、自分を助けてくれた古代君のために死んでいった。

 

この世に生まれて、金銭もそうだが、家族に恵まれないとホント不幸だ。いつかは死ぬ人間だが、人生で良い家庭の中で学ぶことは多い。その絆は何よりの宝物になる。俗っぽいが、確かに親ガチャにはずれると人生が暗くなってしまう。私も私の子供も、そうだろうなと思う。親になっても大丈夫な人間は、どれくらいいるのだろう?AIに判定でもしてもらおうか。

どっぷりこS49

  怪異          37

 

気心の知れた人が集まると、自分の体験を話して聞いてもらうことがある。過去の楽しかったこと、腹が立ったこと、そして結構盛り上がるのが不思議な出来事を経験したことだ。皆んな一つや二つは持っているので、「へえ〜😳」とお互いになるのだ。 

             

宇宙戦艦ヤマトのストーリーは科学的根拠に基づいて、この先未来で人が発見出来るかもしれない事柄や(たとえばワープ航法など)リアルさも大事にされているが、宇宙空間にメッセージと共に投影される松本零士先生の美女はとても神秘的だ。😍    ドラマの演出でも昭和では空に、心に思う愛しい人が姿を現したりするが今はそういうのはベタなのか、あんまり無いようだ。現実そんなことが本当にあったらビックリだろう。  けど、霊感など全然無い私の前でも「あれは、何だったんだろう??」と記憶に残り続けていることがある。今回はヤマトから少し離れて、ほっぺかーるの奇妙な

体験を書きたい。

 

🍉祖父が亡くなった次の年の、お盆のことだ。家型のSEIKO製の古くて重いねじ巻き式の置き時計が、実家の床の間におかれていたのだが、それが突然ボーンボーンと鳴り出した。 ネジ巻き用のカギのような道具は、とっくに紛失していて動いてない時計なのに突然カチカチ動きだしたのだ。その時は私しか近くにいなかったので家族に後で話したが、みんな霊など信じてないヤツなので興味なさげだった。だけどたぶん祖父が家に帰ってきたのを知らせたのだろう。その時計は、いつの間にか停止していた。

 

🛸大雨上がりの夜、仕事帰りに大型スーパーで買い物をして駐車場に出た時、何気に空を見上げた。ぶ厚い黒雲の中に巨大な影が浮かんでいた。船の先のような形をした物体が、その真上から光に照らされているように頭上に音もなく浮いていた。幻覚…ではない、一度視線を地面に反らして、また見上げたらスッと黒雲の中に隠れてしまった。周りの人は誰も気付いていないようだった。(絵参照)

 

🌻東日本大震災の年の夏だった。毎年ひまわりを育てている私の目に、朝らせん状の花が飛び込んできた。中心から不揃いの花びらが渦を巻くようにでている。長く、ひまわりを栽培しているがこんな気味の悪い形の花は初めて見た。背筋が寒くなった。なので早々に切り倒してしまった。(絵参照)   翌年は普通の花が咲いて、ホッとした。

 

🌈新しく買ったタブレットで写真を撮りたくて、近くの公園に行った。ちょうど見頃の藤の花が藤棚で満開になっていた。一枚だけ空も入るように花の写真を撮った。青空もキレイでいいのが撮れたなと画面を確認して家に帰った。 家でもう一度その写真を見たら空にハッキリとキレイな虹が架かっていた。知らないうちに、偶然虹をバックにした藤を撮っていたようだ。こんな大きな虹を、なぜ撮った時に気が付かなかったのかわからない。

 

他にも、瞬きしたら消えた走る犬を見た事がある。今は、半分は自分の目を信じていないのだが、時計とひまわり、虹は確かにあったことだ。   あと時々地元のお地蔵様にお参りしているせいか、最近ついていることが多い。☺️こういうことは大歓迎だ!!

どっぷりこS49

いとしい命         36

 

2月に入り、松本零士先生の一周忌が、近づいてきた。本当に早いものだ。そして私が右手首を折って一年経った。歪んだ手首でも絵が描けるのでありがたいと思う。      

ほっぺかーるは、松本零士先生のことを知ったのはヤマトからだった。漫画もヤマトから入って、有名な「銀河鉄道999」や「宇宙海賊キャプテンハーロック」「男おいどん」他、連載中も雑誌で読んでいた。 もちろんコミックスも沢山買った。      先生の作品で、一番私の琴線にふれたのは、実はヤマトではなく、私が女で動物好きだからなのか「トラジマのミーめ」という愛らしい猫ちゃんの物語だ。実際に松本先生が飼っていらした猫ちゃんがモデルらしいが、漫画のミーくんはとても可愛らしい!💓💓☺️ 先生は少女漫画も描いていらしたので、こういう作品はお手のものだったのだろうし動物や虫を描くのが、とてもお上手で素晴らしい!!もちろんヤマトなどメカも素晴らしい!!    私はミーくんのコミックスの初版本を持っているが、少女雑誌に掲載されている時の号は必ず買っていた。私も猫や色々生き物を飼っていたこともあり、ミーくんの話は何度読んでも共感し、切なくて泣いてしまう。       漫画のミーくんはヤマトのミーくんと違っている。ヤマトのミーくんは、ケンカのキズ跡らしきものが顔にあるので多分男の子なのだろう。男猫は冒険の旅に出てしまうことがあるので、よく佐渡先生のそばにいるなぁと思う。気ままな昭和のネコは放し飼いだったし、私の家の猫もほとんど旅に出て帰らなかった。ヤマトのミーくんは、よほど佐渡先生が好きなのだろう。オサケも飲むし、ワープも平気な男前さがある頼もしい子だ。  漫画のミーくんは男の子だったり、女の子だったりしているが、私は女の子のミーくんが好きだ。     

 

ペットは人間より大概命が短いので、お別れが早く来てしまうのが、とても辛い。私が最後に飼っていたのは、砂ネズミの男の子だった。🐭 甘えたり馴れることはなかったが、私の手からエサを取って食べてくれたし、仕草がとても愛らしい子だった。身も心もボロボロで夜勤から帰って来た私は、その子がいることで慰められていた。しかし、ある夏の日その子は死んでしまった。   具合が悪そうだったのに朝私は仕事を取って、獣医に連れて行ってやらなかったのだ。帰ってきたら、もうダメだった。  今まで色々飼ってきたが、その子の死は本当に自分を責めることになってしまって、しばらく毎日泣いてばかりいた。 「ごめんね!ごめんね!」と亡き骸を前に謝り続けた。  肉親の死より辛かったのだ。

それ以来もう生き物は飼っていない。これを書いていても涙が出てくるが、私に生き物を飼う資格は無いと思う。 植物ですら、管理が下手なのに私の所に来てくれた子達に申し訳ないと思っている。   命は、大切にしたい。