hotupekaaru’s blog

昭和ヤマトをこよなく愛している女

どっぷりこS49

デスラー総統はサムライ?🏯 11

「昨日の敵は今日の友」と言う言葉が日本にはあるが、まさしく古代君とデスラー総統のことである。古代君はガミラスの遊星爆弾で両親を亡くしているし、仲間も大勢戦いで亡くしている。簡単に敵の大将を許せるものではないと思うが、デスラー総統が「ヤマト2」第24話で「ヤマトへの恨みは消えた」と言ってたわと、雪さんから聞いた時何を思っただろう?  かなり複雑な心境だったのでは?仕掛けてきたのはガミラスなのに許す者は許される、ということなのか?  お互いに自分の故郷の星をめちゃくちゃに破壊したヤツを許すとは、なんと寛容なのだろう!まあ、やられたらやり返すは間違っているが。

敵ながらアッパレの日本的精神にも感じる。もはや若い城主と歴戦の大城主のような関係に見えてくる。「完結編」で古代君は「敵にも武士道があるとみえる」とディンギル星人を勝手に勘違いして解釈していたし、「ヤマトⅢ」登場のラム艦長は自分達のために巻き添えになったヤマトを見捨てて逃げることはせず、散っていった。宇宙でも正々堂々は、評価されるのだ。    「新たなる旅立ち」でイスカンダルの危機を知らせたデスラーを信用し、危ない所だった彼を救いに参上した古代君はカッコ良かった!そして「完結編」でヤマトの危機に颯爽と白薔薇をたずさえて現れるデスラーは、もうヤマト大好き異星人になっている。(ヤマトの最後の姿にも泣いていた。様々な思いが去来したのだろう。)

さて妙な信頼で結ばれたその後の古代君とデスラー総統の関係はどうなったのか?デスラーは懲りない男だ。また新しいアジトとなる星を見つける旅にでただろうか?植民星が沢山ありそうなのでなんとかなりそうだが。🐝地球も異星人との交流で平和を維持しようと考えるかもしれないし、しばらくして地球はガミラスと同盟を結んだかもしれない。私は熟年になった古代君が防衛軍指令長官と、宇宙生物学者と、異星間交流大臣などやりそうな気がする。ファーストレディ的に雪さんを伴って、デスラーの星へ会いに行くのだ。う~たまらんロマンだ!😍