真田さんと古代君⭐ 6
ホント二人は良い関係である。真田さんは守さんのかわりに古代君を見守ってきた兄貴のような存在だ。古代君も真田さんを凄く尊敬している。パート1第18話では、真田さんの生き様が描かれている。過去に事故で姉を亡くしたこと、親友の守さんの力になれなかったこと、自分の手足が義手義足だと告白する。実は障碍者だったのだ。真田さんは科学を憎んでいるが、科学によって生かされている自分を皮肉っている。子供の頃は画家になりたかったという真田さんと、子供の頃平和主義者で生物学者になりたかった古代君は肉親の死によって運命を狂わされているのだ。
古代君以外あまり過去のエピソードが出てこないヤマトの物語の中で、真田さんの話は衝撃的だ。彼の人間的魅力は、その思慮深さだ。数々の発明発見でヤマトや地球を救ってきた。親友守さんの娘サーシャを育てた人でもある。良い娘に育ったサーシャをみれば真田さんの愛情がわかる。(子育てエピソードが観たかった🥺🥺)結局義娘も親友も亡くした真田さんの悲しみは深いと思う。
「完結編」で真田さんは生き残った。親友の島君亡き後、古代君には真田さんは代えがたい大事な人である。その後も良い関係は、生涯続いただろう。ほっぺかーるの想像では、古代君は将来、真田さんに勧められて生物学者になるとみている。防衛軍長官にもなるだろう。真田さんも画家になる夢を叶えたかもしれない。まるでレオナルド ダ・ヴィンチのように。
未来は来てみないとわからない。歳を重ねても、夢は諦めることはない！！
