hotupekaaru’s blog

昭和ヤマトをこよなく愛している女

どっぷりこS49

ファイナル70m/mの思い出  2

宇宙戦艦ヤマト完結編70m/m

」を渋谷パンテオンに公開初日初回上映で観にいった。たぶん来客は通常版の完結編を観ただろう。それでも観に来た人達は、ヤマト好きに違いなかったはずだ。

私は上映後あの大劇場で、たった一人拍手をした者だ。「お疲れ様でした。本当に終わったんですね。」という思いだった。ロビーにでると西崎プロデューサーがサイン会をされていた。私はパンフレットの古代君と雪さんのウェディングツーショットの絵にサインをして頂いた。その時私は照れながら「ヤマトはまた後に、リバイバルヒットすると思います。」と言った。西崎プロデューサーは優しく静かに微笑まれ、「ありがとう。」と言って下さった。私は19歳だった。まだ大人の事情など何も知らなかった。西崎氏の人生には色々問題があったらしいが、製作者として一流だと思う。御自分でもラジオで「テングになっていた。」と反省されていた。欲望に負けない人間など、この世にいない。亡くなった人を悪く言うのは止めてほしい。素晴らしい作品を残されたのだから。

その後「完結編」は完結の物語ではなくなった。私としては、アフターストーリーはファンに一人一人想像させてほしかったと思っている

。あの時のあのヤマトが大好きだったから。