hotupekaaru’s blog

昭和ヤマトをこよなく愛している女

どっぷりこS49

デスラー総統のお言葉 👑       

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ガミラス、ひいてはガルマンガミラス最高指導者の偉大なるデスラー総統は、冷酷だが品位があり紳士的な男性だ。(異星の誰かさん達のように、仲間に

いきなり殴りかかることはない。だからデスラーに野蛮人と呼ばれるのか?)            まるで王様のように優雅な日常生活をすごしているし、副総統も「ヒス君」と呼んだりして部下にも、それなりに敬意をはらっている。怒る時でさえヒス君に、「君はバカかね。」と感情は抑え気味だったから、よっぽどのことがなければ割りと冷静な人なのだ。

彼はパート1ではガミラス美女をはべらせていたが、没落後はそれどころでは無くなったのか、二度と女性を近くには寄せ付けない。やっぱりスターシャさん以上の女性はいないからなのだろうし、彼女から愛してもらえずとも、彼女が亡くなっても、自分の気持ちを大切にしているようで、ストイックな生き方は純文学に登場しそうな人だ。    パート1第11話では、ジョークを言ってデスラーの笑いを取ろうとした中年オヤジの部下が、「ガミラスに下品な男は不要だ」と、彼に奈落の底に突き落とされている。💦💀なのでスカートめくりをするアナライザーや、それを見て手を叩いて喜んでいる古代君は即、奈落ゆき確定だろう。二人共デスラーの部下でなくて良かった。💀   デスラー総統直属の部下は、皆キレイな敬語で彼と話をし、礼儀正しく忠誠心にあふれている。異星の女性に心を奪われたアルフォン少尉のような裏切り者は誰一人としていないから、部下に恵まれていると言っていい。

「こよなく」「感謝の極み」「さらばだ。いつの日かまた会おう」「私の楽しい時間を、くだらん飲み物で邪魔しないでくれたまえ」等など、独特の言い回しはシェークスピア劇の高貴な人物のようで、彼のセリフはいつも彼の雰囲気を醸し出している。そんな話し方は一朝一夕に出来ないので、元々貴族のような生まれの人だったのかも知れない。

「ヤマト2」神回第24話で古代君と雪さんの行動に感銘した彼は、その後大分変わった。その時雪さんに銃をむけられたデスラーは、スターシャさんから銃をむけられた気分だったかも知れない。  「新たなる旅立ち」で人妻スターシャさんの前で、そしてヤマト乗組員達に聞こえている前で、「私はスターシャを愛しているのだよ」と悲痛に告白し、自分を犠牲にして彼女を救おうとしたデスラーは、無意識に雪さんをお手本にしたのだろうか?(デスラー艦に同乗していた部下も道連れになってしまうというのに、彼にはそんなことは、どうでもいいようだった💦そこが感覚的に地球人のリーダーと違う)古代君もあのままスターシャさんにとめられなかったら、波動砲デスラーを吹き飛ばしていたのか?やらなかったか?どっちにしても古代君のトラウマは、その後も増える一方で心配だ。彼は多少、健忘症になった方がいいかも知れない。😅

同作品冒頭で、デスラーイスカンダルガミラスを目前に「18ヶ月と23日ぶりだな、タラン。」と言っていたのが、私は妙に印象に残っている。なんて几帳面なのだろう。記念日などは絶対に忘れないタイプの人だなぁと思った。