hotupekaaru’s blog

昭和ヤマトをこよなく愛している女

どっぷりこS49

かなうわけない恋   💔   45

 

宇宙戦艦ヤマトは恋愛の物語でもある。両想いでも結ばれなかったり、到底無理な因縁で、切ない恋で終わったりしている。恋愛が成立するのは宇宙じゃ難しいようだ。

 

「ヤマト2」で島君はテレザート星のテレサと想い合ったが、あれはそう簡単なものではなかった。 島君は彼女を地球に連れて行くつもりだったようだが、愛情があればきっと上手くいくと簡単に考え過ぎた。 テレサは物凄い超能力を持っている。枯れかけた花を蘇らせ、感情が勝手に溢れ出てヤマトの通信機をめちゃくちゃにショートさせ、挙げ句にヤマトが手も足も出ない鉄壁の白色彗星帝国を葬ってしまうエネルギーを持っていた。その力で故郷のテレザート星まで滅ぼしてしまった業の深い女性なのだ。

しかし最後は、愛した島君のために犠牲になってしまい本当に気の毒だった。でもテレサは、か弱い地球人から見たら神か化け物だ。もし無事に地球に来ても、万が一テレサの感情の起伏が激しくなって暴発すると地球は大惨事になってしまうだろう。軍事目的で利用してやろうとする防衛軍関係者も、きっといるだろうし安心出来る環境では無い。あのままテレサの宇宙船に二人でいるしか方法はなかったが、テレザートで無情に古代君が呼びかけたように島君はヤマトに必要な人だし地球が故郷の彼を独占するわけにはいかない。どう考えても、結ばれることはありえないヤマトの恋物語のなかでも一番の悲恋だった。

 

映画「ヤマトよ永遠に」でも暗黒星団帝国のアルフォン少尉は地球人の雪さんを一方的に好きになってしまった。彼らは地球人の姿が理想的だったようで、その中でも特に美しい雪さんにアルフォン少尉は魅せられたようだ。文明が進み過ぎたため体が退化し、首から下をアンドロイドに作り替えた彼らは地球人の身体を乗っ取ることが目的だったが、地球人と首をすげ替えるつもりだったのか、脳を移植するつもりだったのか、どちらにしてもおぞましい!!安楽な暮らしになっても健康のために体鍛えろよ!と言いたい。         地球人になって、恋人が死んだ彼女と地球で暮らす計画だったアルフォン少尉も考えが甘い。彼女は永遠に古代君ひとすじ、たとえ彼が死んだとしても他の男性など微塵も考えられない女性なのだ。第一、古代君がいないと生きていく気力も無くなる人なのに合理的な暗黒星団帝国星人とは愛情のレベルが違い過ぎる。

アルフォン少尉は古代君と雪さんが離れ離れになる経緯の一部始終を見ていた。なんとかしようと必死に頑張った二人の痛々しい姿を見て、すでに心を打たれていたと思う。取り残されたんだし、逃げた高速連絡艇に生命反応が無く彼女の恋人は死んだらしいし、彼女も諦めるだろうと都合よく思ったが大間違いだ。彼女はアホな鳥ダチョウじゃないぞ! そんな簡単に忘れるわけもなくアルフォン少尉は業を煮やし、卑怯なことに重核子爆弾の爆発解除方法を教えるから自分を愛せといってくる。古代君に操を捧げる想いだったが、彼が死んだかもしれないし彼の悲願の地球を守らなければならないと決意した雪さんは自分を犠牲にしようとする。不貞で汚れた自分は地獄へ堕ちて、もう天国の古代君に会えないけど、それでも彼の意思を叶えたい。その愛の深さにつくづく感動し、アルフォン少尉は彼女を開放する。その後古代君が生存してヤマトで戦っていることを知った雪さんは、どんなに嬉しかっただろう。なんとしても爆弾を抑え込む覚悟をしたに違いない。再会した彼女を「撃つ」と言ったがアルフォン少尉は、きっと崇高な雪さんを撃てなかったと思うし、想いが届かない愛した彼女に自分を殺してほしかったと思っていただろう。冷静にほっぺかーるは、優しい彼女の膝で「これでいい」と微笑んて亡くなった彼に少しも同情しない。助けてくれたけど結局、腹黒い横恋慕のストーカーと同じだから。

  地球では暗黒星団帝国の占領軍を根絶やしにしたから、後でアルフォン少尉の遺体を処分する際、古代君と一緒に雪さんは複雑な気持ちで見送ったかもしれない。(彼らの遺体の山は宇宙葬にされたと思う。最終的に太陽にのみこまれたのではないか?) 異星人と恋愛が成就したのは古代守さんとスターシャさんのみのヤマトワールドだ。

 

あらためて二つの恋を考えて成立は、あり得ないことがわかったが、もう一つ「永遠に」で古代君に恋したサーシャについてだが、あれは言語道断。日本の法律で叔父と姪は結婚出来ないので倫理違反も甚だしい。半分イスカンダル星人のサーシャでも同じこと、完全にアウトだ。サーシャの気持ちは男女の恋と言うより、一方的な「憧れ」だと思う。大好きな父親に似た姿と、恋人雪さんを一心に愛する彼に「なんて素敵な男性😍」と、ときめいてしまったのだろう。彼女の育ったイカルス天文台にも宇宙戦士訓練学校の加藤四郎君とかカッコイイ男性がいっぱいいたのに、興味は持てなかったらしい。彼女のいる男性は「女性に好かれるお墨付き」と見なされるので、他人の彼氏を欲しがる性癖の女性は実際いる。古代君もサーシャの好意は嬉しかったろう。しかし彼女は大切だが、血縁の身内としか見てない古代君は、もし雪さんが死んでしまっていたら心は孤独で抜け殻のようになり、サーシャと暮らすこともなかっただろう。結末がすべてわかっていたサーシャも古代君の役に立って逝ってしまったがそれも本望だった。サーシャは、たった一年ちょっとの儚い人生だったが義父の真田さんにも可愛がってもらったし、愛情をいっぱい体感して天国へ行った。前にも書いたと思うが、子供時代の彼女と真田さんとのエピソードが少しでも見たかったと思うほっぺかーるだ。  ヤマトは、愛した人のために自己犠牲で終止符を打つなんとも切ない恋ばかりなのである。

失恋の思い出は辛いものだ。ヤマトの場合、全部死別なので後々心に残り続けるが、この世で二度と会うことはないので後腐れがないとも言える。

 

  元ヤマト声優が不祥事を起こしたようで非常に残念だ。私もブログに書くくらい好感を持っていたのに、齢を重ねてもやはり三次元男性は心根がまともな人が少ないのか。 まともな人は、同性の不貞や暴力を、しっかり軽蔑して欲しいものだ。